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自動車保険の補償内容を比較!損しないための特約・サービスの選び方

補償内容アイキャッチ
「自動車保険の補償内容ってどれを選べばいいか分からない!」
「一般的な補償内容の選び方が知りたい!」

自動車保険には自分で補償内容を選べる任意保険があります。しかし、よくわからず保険会社に言われるがまま補償をつけてしまうと、保険料がとても高くなるリスクがあります。

一方で、保険料を抑えるために補償内容を削りすぎると、いざという時に補償が受けられなくなってしまいます。

ここでは、自動車保険への加入を考えている人向けに自動車保険の詳しい補償内容を比較し、損しないための選び方のポイントを徹底的に解説します。

    補償内容を選ぶポイントまとめ

  • 自動車保険の補償には、加入が義務の補償と任意の補償がある
  • 任意保険は自分に本当に必要な補償を選ぶことで、保険料を節約できる

自動車保険は同じ補償内容でも割引率の違いなどにより保険会社によって保険料が異なることがあるので、たった5分の一括見積もりで比較してみるといいでしょう。

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損しないための補償内容の簡単な理解方法!保険を対象別で4つに分類

自動車保険の補償内容を理解すると、自動車保険を選ぶのがかなり楽になります。

自賠責と任意保険の違いがはっきりわかっていない方は以下の記事を読んでみてください。

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自動車保険の補償内容は、何に対する補償なのかで分類して考えるとわかりやすいです。

その分類方法というのが、相手への補償・自分や同乗者への補償・車両への補償・オプションの補償の4つです。

ここからは4つの分類に分けて詳しく解説していきます。

相手への補償編|対人賠償・対物賠償の2つだけ!

対人賠償責任保険

対人賠償責任保険とは、交通事故で相手方の車に乗っていた人や歩行者に対し、ケガをさせたり死亡させたりしてしまったときに支払われる補償です。

こうした事故は自賠責保険でも補償されますが、それだけでは賠償金が足りないケースが多いのです。

対人賠償責任保険は、賠償額が自賠責保険の補償上限を超えたときに、損害賠償をカバーしてくれる保険です。

対人賠償責任保険の詳しい解説は「対人賠償責任保険は無制限にすべき?補償と費用をわかりやすく解説!」の記事でご紹介しています。

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対物賠償責任保険

対物賠償責任保険とは、人身事故で他人の物を壊したときに支払われる保険です。

例えば、自分の交通事故で他人の車を大破させてしまったり、店舗の窓ガラスを割ってしまって建物の修復中に本来の営業ができない場合の利益損失を出してしまったりと、他人の物に損害を与えた場合の修理費用に、保険金が支払われます。

なお、この保険は相手方への補償となるため、運転者の物が壊れても補償対象にはなりません

自分や同乗者への補償編|搭乗者傷害特約は人身傷害補償の上乗せぐらいの補償

人身傷害補償保険

人身傷害補償保険とは、自動車事故で契約者や同乗者がケガや死亡といった被害にあったとき、過失事故であっても過失割合にかかわらず補償される保険です。

過失割合に関係なく補償されるので、示談交渉を待たずに保険金が受け取れます。

入院費や治療費はかなりかかるので、示談交渉を待たずに保険金が受け取れ、自己負担額はゼロなので生活がひっ迫する心配がなく安心です。

また、「車内+車外補償型」にしていれば、歩行中に自動車にひかれてケガをしたときも補償されます。

保険金は、保険会社の基準によって「実損害額」を支払われることが多いでしょう。

人身傷害補償保険の詳しい解説は「自動車保険の人身傷害と搭乗者傷害保険の違いは?補償内容の比較」の記事でご紹介しています。

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搭乗者傷害保険

搭乗者傷害保険とは、自動車事故で運転手や同乗者がケガや死亡したときに支払われる保険です。

人身傷害補償保険と似ていますが、金額の計算方法や、補償される範囲が違います。

搭乗者傷害保険は、人身傷害保険で足りない分の上乗せ補償と考えて良いでしょう。入通院日数や後遺障害の程度などに応じ、保険会社で契約された補償額が支払われます。

搭乗者傷害保険の詳しい解説は「搭乗者傷害保険は人身傷害保険には敵わない?!4つの違いを徹底解説」の記事でご紹介しています。

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車両への補償編|車両保険に加入する人は約50%

車両保険

車両保険とは、自動車事故で自分の車が破損したときの修理代を補償してくれる保険です。

そのため、新車を持つ人ほど手厚い補償のついた車両保険に入ることが多いです。

車両保険には地震以外であれば自損事故や当て逃げなども幅広くカバーしてくれる一般型の車両保険と、自損事故・当て逃げ・転落や転倒に対しては補償されない節約プランのエコノミー型の車両保険の2種類があります。

補償範囲 一般型 エコノミー型
他車との事故
自損事故 ×
当て逃げ ×
転覆・転倒 ×
盗難
いたずら
落書き
飛び石
台風・洪水
火災・爆発
地震・噴火・津波 × ×

では、一般型とエコノミー型では保険料はどれくらい違うのでしょうか。

ソニー損保で以下の見積もり条件で一般型とエコノミー型それぞれで見積もり、表にまとめました。

見積もりの条件は以下のとおりです。

  • 年齢-30歳/21歳
  • 性別-男性
  • 婚姻状況-既婚
  • 車種-トヨタ ヤリス(KSP210・ハッチバック1000 G)
  • 初度登録年月-2021(令和3)年9月
  • 保険始期日-2022(令和4)年5月1日
  • 予定年間走行距離-5,000km以下
  • 事故有係数適用期間-0年(事故無)
  • 免許証の色-ゴールド
  • 運転者限定範囲-本人+配偶者限定
  • 年齢条件-30歳以上補償/21歳以上補償
  • 使用目的-通勤、通学用
  • 保険証券-発行しない
  • 等級-6等級
  • 見積もり時期-2022年4月実施
  • 補償内容-対人賠償保険金額:無制限
    対物賠償保険金額:無制限
    乗者傷害保険金額:1,000万円
    人身傷害保険金額:3,000万円
  • 車両保険の有無:有(一般型/エコノミー型)
    免責金額5万円(1回目)
  • 補償内容-弁護士特約(自動車事故のみ)

見積もり結果は以下の金額になりました。

年齢制限 一般型 エコノミー型
年間保険料 月額保険料※ 年間保険料 月額保険料※
30歳以上 56,590円 4,960円 43,070円 3,770円
21歳以上 109,440円 8,670円 73,700円 6,460円

※月額保険料は初回のみ2ヶ月分

条件によって差はありますが、一般型とエコノミー型で年間で数万円もの差が出ます。

しかし、安いというだけでエコノミー型にしても大丈夫なのでしょうか?

一般型とエコノミー型の割合を見てみると、車両保険を申し込んだ人のうち、一般型が81.0%、エコノミー型が19.0%となっています。(2021年3月時点)

やはり、一般型のほうが割合的には多いです。

運転に自信があり、自損事故は起こさない、という方がエコノミー型にする場合が多いようですが、当て逃げに関しては自己負担になると割り切ってから選ぶようにしましょう。

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オプションの補償

自損事故保険

自損事故保険とは、単独の自動車事故で運転手や同乗者がケガや死亡したときに支払われる保険です。

例えば「運転中にうっかり電信柱に激突してしまった」「運転ミスで溝に落ち、その拍子にケガを負ってしまった」といった事故が当てはまります。

基本的に、被害者となる他人がいない自動車事故において支払われることが多いでしょう。

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無保険車傷害保険

無保険車傷害保険とは、自分が被害者になり賠償金を受け取る立場になっても、加害者が自動車保険に入っておらず、損害賠償を受けられないときに補償される保険です。

自動車を運転する人は自賠責保険に加入することが義務付けられていますが、中には保険に全く未加入な悪質ドライバーもいます。

もし、そのような車が加害者となった場合、相手に賠償金の支払い能力がなければ泣き寝入りとなってしまいます。無保険車傷害保険は、そのような加害者に変わって賠償金を支払う制度です。

弁護士費用特約

弁護士費用特約とは、事故を起こしたとき、弁護士に依頼した際にかかる全ての弁護士費用を保険会社が最高300万円まで負担してくれる特約のことです。

この特約を使うケースは交通事故の中でも被害が重いことが多いので利用率はそこまで高くありません。

しかし、弁護士特約に入っていないと保険会社は法律で示談交渉をしてはいけないという決まりになっているため、保険会社に対応を頼むことはできません。

そこでこの弁護士費用特約に加入することで、示談交渉サービスがついてくるので追突事故などで被害に遭ったときでも、担当者が加害者に対してしっかりと賠償金請求や慰謝料請求などの事故対応をしてくれます。

弁護士費用特約は年間約2000円ほどで加入できるのでつけておくとよいでしょう。

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ファミリーバイク特約

ファミリーバイク特約とは、原付バイクの事故により保険の加入者(補償の対象となる方)がケガをした時や死亡した時に補償してくれる特約です。この特約を使っても等級が下がることはありません。

また、この特約は自分の原付バイクの運転中のみならず、他人の原付バイクを借りている際の事故でも補償されるので安心です。

しかし、この特約はあくまでも原付バイクによる事故のみの補償なので、中型バイクでの事故は補償されませんのでご注意ください。

自動車保険で最低限かけておくべき補償4つ!対人対物は無制限が安心

自動車保険の補償内容を解説してきましたが、補償内容一つの中にもいくつかの違いがあります。

例えば、対人補償において、保険金が1億円までと制限のあるものから、無制限に支払われるものまで、補償内容に差があるのです。

必要な補償と不必要な補償を見極め、損しない保険にしましょう。

対人・対物補償は無制限

保険会社では、基本補償の保険が決まっており、「対人賠償責任保険」「対物賠償責任保険」「人身傷害補償保険」「無保険車障害保険」の4つは、基本補償としてセットにされています。

これらの保険は、数多くの交通事故において非常に重要となることが多く、1つでも欠けていると事故後の生活に支障をきたすこともあります。

特に、「対人賠償責任保険」と「対物賠償責任保険」は、自分が加害者になってしまったときに心強い保険です。

例えば、自分の運転が原因で死亡事故を起こした際、自賠責保険で支払える金額は3000万円

しかし、死亡事故における賠償金は1億円以上を要求されることが多く、残りの7000万円は自分で用意しなくてはなりません。

そんなときに対人と対物保険に無制限で加入しておけば、賠償金をきちんと支払えます。

交通事故における賠償金は年々増加傾向にあり、数億円以上求められるケースもあります。

万が一自分が交通事故の加害者になったとき、高額損害賠償に耐えられるよう補償額は「無制限」にしておくことが大切です。

運転が不慣れなら自損事故傷害特約をつける

自損事故傷害特約とは、運転ミスによる単独事故をカバーしてくれる保険です。ガードレールや電柱に運転ミスで激突してしまったり、崖から転落したりといった事故が対象です。

このような事故を起こす人は、運転免許を取り立てであったり運転に不慣れな場合だったりすることが多く、こうした事故は自賠責保険では補償されません

そのため、初心者や運転に不慣れな人は、自損事故傷害特約に加入しておいた方が安心です。

契約車両が新車なら車両保険をつけたほうがよい

自分の車が交通事故や運転ミスで大破した場合、「車両保険」に加入しておかないと修理代は補償されません。

また、車両保険は交通事故だけでなく、「火災により車に被害が出た」「外部から物が飛んできて傷ついた」というケースも適用されます。

さらに、「盗難により車を紛失した」といった際も、契約時の時価額相当が保証されます。

一方、車の買い替えを考えていたり、多少傷がついても気にしなかったりする場合は、車両保険には入らないことで年間数万円以上保険料を抑えられます。

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家族が多いなら個人賠償責任補償特約をつける

個人賠償責任補償特約とは、被保険者またはその家族が日常生活において事故を起こし、損害賠償を負った際に保険金が支払われる特約です。

例えば、過去に高校生の子どもが自転車通学中に事故を起こし、歩行者を死亡させてしまったという事故があり、このとき請求された賠償金額は6000万円以上と言われています。

このように、車の運転以外の日常の事故においても高額賠償が発生することがあります。子どもや家族が多い人は、個人賠償責任補償特約を備えておくと安心です。

自動車保険は付帯サービスにも注目!事故対応とロードサービスは重要

自動車保険の補償は、内容をきちんと理解していないまま勧められて、なんとなくつけてしまうと無駄な保険料を払っていたり、本当に必要な補償を受けられなかったりします。

また自動車保険を決める際は補償内容だけでなく、事故車両を運んでくれるロードサービス・レッカーサービスや事故対応の質の違いや、の他の付帯サービスにまで目を向けてみると選択の幅が広がるかもしれません。

事故はいつどんな時に起こるかわからないので、自動車保険の補償内容を正確に把握してから契約することをおすすめします。

また、自動車保険は同じ補償内容でも割引率の違いなどにより保険会社によって保険料が異なることがあるので、たった5分の一括見積もりで比較してみるといいでしょう。

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