イストのエアミックスダンパーサーボ清掃に関するカスタム事例
2025年05月04日 20時32分
もうかなり前から気になっていた、室内が適温になるとエアコン付近から「ガコガコ」と音が出る症状。
どうも原因はエアミックスダンパーサーボが誤作動するためで、経年車な60系イストではよく起こるらしいです。
ダッシュボードを外し、サーボ本体と、クリップ止めのアーム類を一緒に外します。
サーボ本体のタッピング3本+アーム類は○印のタッピング2本を緩め、コネクタを外します。
取り外したサーボ本体+アーム類。
全部クリップ止めでつながっているので、無理に取り外さないほうがよさそうです。
サーボは上下のケースが数ヶ所の爪でかみ合っているので、その爪を割らないよう、慎重に開封します。
ケース開封後。
丸い基板と、そこに触れる端子が汚れていたので清掃し、グリスを薄塗りして元に戻します。
基板のカーボンパターンの抵抗値変化でダンパーの位置を検知するタイプですね。
基板の一部(○印)は経年もあり、カーボンが薄くなって光ってしまってます。
元位置にパーツを戻し、エアコンを作動させて動作確認して作業完了。
もし症状が収まらなかったら、部品調達しかないですね。
ちなみに品番は87106-52010