クーペフィアットのDIY・タイミングベルト交換に関するカスタム事例
2018年07月11日 01時10分
昔からの憧れのフェラーリ348、峠用ライトウェイトのロータスエリーゼ、冬を中心にレジャー用のセリカ、室内が広いファミリーカーとしてのクーペフィアットと使い分けています。ほとんどの整備も自分でやります。
クーペフィアット20Vのタイミングベルトを替えてみた。エンジン降ろさずに交換は不可能というのが定説だけど、英国のクーペマニアのサイトでマウントだけ切ってエンジンズラして交換してるのを見てやってみた。
カムカバーを開け、1番シリンダの上死点を合わせてカムをロック。エンジンマウント4箇所を切って隙間を作り、ベルトを外します。その後、ウォーターポンプとテンショナープーリーを外す…はずなんですけど、あと1cm隙間が足らずに外せない。しかももう後戻り出来ないほどバラバラだし😢 参考にしたサイトのクルマもよく見たら同じ20Vでも日本には入って来てないターボなし車じゃん…。
かなり焦りつつクールダウンして(30℃超えの暑い日だったので…)落ち着いて観察したところ、テンショナーが付いてる部分がマウントごと外せるのを発見。知恵の輪のように外して、そこから色々外せて結果的にエンジン降ろさずに交換出来ました!
ベルトを掛けてテンショナー調整して…と、スペースさえあればタイミングベルト交換自体は特に難しい作業ではございません。
最後の組み上がり写真を見ると分かるけど、組んでしまうとベルト部分のクリアランスは1cmくらいしかありません。手が入る云々でなく工具すら入らない…誰だこんな設計したの💢
ともあれ無事に交換出来て良かった良かった。