1750のエキマニ交換に関するカスタム事例
2017年11月20日 11時54分
2度ほど取り付け失敗を繰り返したエキマニ交換でしたが、3度目にして完了しました。
これまで失敗した理由は、取り付けたエキマニの長さが短かく足りない部分があったため(1回目)と、足りない部分を当てずっぽうに30度曲げパイプで補間しようとして合わなかったため(2回目)です。2回目の失敗の時、足りない部分以外全部組んだのち、ダンボールをあてがって作図したパイプの設計図が、写真の物です。
S字パイプを作る技術と環境がないので、ヤフオクでジャンクマフラーを物色しました。S字構造があるのもの、スチール製、50.8パイに狙いを定めます。これはマフラー自作パーツ一式として出品されていたものです。
肝心の点である、設計したパイプと出品の物が合うかですが、2つの画像を重ねて一致する事を確認の上購入しました。
届いたパイプをパイプカッターで切断しました。
早速組み付けようとしましたが、パイプがハマらず焦りました。塗装を剥いでも駄目でした。プラハンなど使ってみたりしましたが、パイプが変形しそうだったので、一旦断念しました。
パイプがハマらなかった原因は、微妙に太かったためでした。50.8パイならハマる所が、このパイプは51パイでした。そこで、接続部分をベルトサンダーで軽く削りました。この時点で心が折れかかってました。ae86のエキマニ交換だったら、とっくに終わっている頃です。
苦労の甲斐があって上手くハマりました。接続部分の削りは薄皮を剥ぐような程度なので、ピタッとハマりました。接続には、愛用の耐熱グリスのグラックを使いました。ミクロレベルの隙間は煤で埋まるでしょう。
今まで飾りだったエーバイエフ計もこれで動作します。
完成直後の様子です。オイルキャッチタンクがエキマニと触れていたのでステーを曲げて干渉をなくしました。ウィンドーウォッシャーバックは懐かしのカンガルーバックです。エンジンに火を入れると、エキマニから通報レベルの煙が発生しました。耐熱塗料が熱反応しているようでした。
試運転の結果、腹下クリアランス、漏れなどの問題はありませんでした。音質ですが、今までモァンモァンという低音(唸り)があったのですが、これが大分小さくなりました。そのためか高音成分が強調されたクリアな音となりました。また、3500回転より上の音がヤル気をソソる咆哮の様な音となりました(ガォアーという感じ)。以上、非常に満足なのですが、せっかくブロンズに塗ったエキマニがくすんだ色になってしまいました。次はチタンバンテージにしようと思います(笑)