1750のエキマニ加工に関するカスタム事例
2017年11月24日 16時50分
エキマニの底上げ加工をしました。
私の車、4-2-1のエキマニなのですが、2の部分のステーが下に張り出しています。また、擦った時にもげそうな形状なので底上げ加工しました。
これまで、5回程エキマニを外しましたが、慣れると10分程度で分解できるようになりました。ご覧のステーを切除し、新たに上側にステーを新設します。
マニから飛び出た部分をグラインダーでカットしました。
下に張り出した部分もカットし、バリをベルトサンダーで研磨しました。
横の渡し自体は補強の意味で残しました。
ホームセンターで買ったL字ステーをエキマニの形状に合わせて、グラインダーで加工しました。
ステー固定部分の耐熱塗装をベルトサンダーで落とします。
ステーを溶接します。これはアマゾンで買ったイクラの入門用溶接機です。
色々セットになっていますが、溶接面は自動遮光タイプを別に買いました。これがあると、両手が使えるためです。溶接棒は1.4mmの低電圧ようです。
溶接中の写真は取れませんでしたが、ひらがなの「の」の形を繰り返す様に溶接棒を動かしました。溶接後はハンマーで溶接部を叩くと炭の塊がとれます。一見、溶接が成功している様に見えても、結構でかい塊で取れるので入念に叩きます。叩いた後は、金属ブラシで磨きます。
剥離したら困るので、溶接とスラグ落としを繰り返して厚盛りにしました。
最後にスパッタ(溶接時の火の玉が付着したところに小さなぶつぶつができる)をベルトサンダーで削り取り、耐熱塗料で塗りました。
車体に組み込みました。3cm程度底上げされました。
エキマニ以降のパイプも、差し込み構造なので、組み付け型を色々工夫した結果、車体に対して平行に近い感じにできました。
これは以前の加工前の写真です。
ステーが下に張り出し、パイプも後ろ下がりでした。
今回、かなり改善したので国道沿いの飲食店に入るときなど、擦るリスクが軽減したと思います。