1750のキャブ調整に関するカスタム事例
2017年12月26日 15時21分
キャブのアイドルジェットを調整しました。
1枚目の写真は、左からoerのアイドルジェット、ウェーバーのアイドルジェット、そして、ウェーバーのジェットをバラした物です。oerのジェットは一体型で分解できません。
ウェーバーのジェットは、ホルダーとジェットに分解できます。
この写真はウェーバーのジェットを上から見た物です。ホルダーの穴から入った空気がジェット側面の穴から燃料とともにエンジンに噴射されます。
下側には燃料が通る穴が空いています。
アイドルジェットは"数字"アルファベット"数字"という並びでネーミングされています。最初の数字が下の穴の径、残り2文字が横穴の径だったと思います。下の穴の数字は、直径と比例している(大きくなると濃くなる)のですが、横穴の記号は特に規則がないため、濃さと番手の関係を覚える必要があったと思います。
アイドルジェットはメインジェットの下側に位置しています。
今まで60f8という物が付いてましたが、
a/f計が濃いというので薄い物にしてみます。
oerの52.5f8にしてみました。
oerのジェットは、ホルダー一体型ですが、weberと互換性があります。
無茶苦茶薄くて、アクセルを空けないとエンジンが止まってしまいます。
oerの57.5f2で、アジャスト1.5回転戻しの物です。
丁度良さそうなので、これにしました。
試しに試運転したところ、結構感じが良かったですが、3500回転位で濃くなり出したので、続いてメインを替えました。
155から150にしました。エアは200のままです。ちなみにメインジェットは、アイドリング中は機能していないので、エンジンをかけたまま交換できます。
適当に流した時の動画です。
まだa/f計では、3500以上は濃いです。
しかしながら、5000程度まで回して見ました結果、軽く回るようになりました。まだ試していませんが、全開時7000、8000回転でa/f計がそれなりの値を出したら、これでセッティングはゴールかも知れません。(これ以上薄くすると、上が無くなりそうなので)