マークIIのスロットルコンピューター故障・コンデンサー交換・基盤の回路補修・無事復活!に関するカスタム事例
2021年07月14日 11時00分
JZX100ツアラーV後期A/Tです。 改造は完成品を購入したり流用や純正品を自作加工してます。 主に車の整備記録(自分の車以外も含む)を上げてます。 目立つ物では純正ヘッドライトを自作加工してLoFogプロジェクター化しました。 町乗りエンジョイ仕様です。 いいねや興味を持ってくださる皆さんにとても感謝致しますm(_ _)m 質問などをは出来る限り回答しますが、マナー等の無い方からの質問等は、すみませんがお断りします。 ※全ての作業は「自己責任」で行ってください。
今回は自分の車の修理です。
100系の不具合で有名な物であるこの子が、自分の車でもエラーを出しました・・・。
私の車はA/Tなので警告灯関係の表示としては、
(メーター右側から)
・ECT PWR(点滅)
・ECTS SNOW(点灯)
・TRC OFF(点滅)
でした。
アミューズのサブスロ解除を付けていて、OFF(サブスロ強制解放)の時は「ECT PWR」と「TRC OFF」は点滅するんですが、ON(通常モード)のときにこの2つの点滅と「ECTS SNOW」も点灯していたのですぐに異常に気付きました。
早速コンピューターを開けて中を確認してみます。
基盤の赤◯の部分がなにやら怪しい状態になってました(>_<)💦
コンデンサー液漏れとそれによる基盤の腐食・断線が起きていました。
まずは、各コンデンサーの向き(+と-)と、規格?をメモしておきます。
その後に、全てのコンデンサーを撤去して基盤の状態を確認して、断線部分の回路を修復(黄色の配線部分)しました。
赤線は本来の回路部分で、青×がその回路断線部分です。
その回路が繋がる部分を見てどことどこを繋ぐかを間違えないようにして、回路を修復します。
そして、某オークションに出ている交換用コンデンサーセットを購入して、合うサイズの物を間違えないように取り付けします。
コンデンサーが繋がる回路は、基盤の表側や裏側と色々なのでそれも基盤の回路を見て注意してハンダをつけます。
最後にドキドキの作動確認です。
見事に復活しました!
画像はノーマルモードでアミューズのメーターが10になっています。
これはサブスロ開度を表していて、スピードメーター側の各警告灯も点灯していませんので制御出来ているようです!
こちらはサブスロ強制解放状態の画像です。
スピードメーター側は「ECT PWR」「TRC OFF」が点滅しています。
そして、アミューズのメーターでは100となっているので正常に作動しています!
もちろん、このあと試運転で10km位走りましたが、ノーマル状態でのパワーモード・スノーモードともに普通に走れました。
確認としては、アミューズなどの強制装置などがない場合はスノーモードが一番分かりやすいです。
スノーにすると極端に制御が入るので、アクセルを踏み込んでも加速がかなり弱くなります。
スノーモードは「加速が弱い」この状態が、サブスロ制御を正常に出来ているということになるので分かりやすいです。
サーキットでよく走る人やサーキット専用車(ナンバー無し)なら、スロットルコンピューターは必要無いものだとは思いますが、自分の車は街乗りメインの車なので雨や雪の時でも使うので、トラクションコントロールが常に使えないのは困ってしまうので直しました!
今回購入したコンデンサーは、スロットルコンピューター分とエンジンコンピューター分のセットを購入しました。
理由は、コンデンサーの液漏れが起きると基盤の腐食も起きて回路などにも不具合が起きてしまうので、今は使っていない純正ノーマルのエンジンコンピューターですが、いざ使おうとして使えないと困ってしまうので予防修理としてエンジンコンピューターのコンデンサーも交換しました!
画像などはありませんが、作動確認も問題なく出来たのでいつでも使うことが出来ます(^^)d
今回の修理はある程度は知識が無いと少し難しい修理にはなると思うので、分からない人は、作動確認の出来ている中古やコンデンサー交換済みで作動確認済みの中古や、修理の出来る人や修理業者に頼んでしっかりと直してもらいましょう!