レンジローバーのヒーターコア・クーラント漏れに関するカスタム事例
2020年12月28日 16時18分
1987年式クラシックレンジローバーに乗っています。(model yearはDA) 中古並行物、3.5LガソリンV8 EFI、LT77 5速マニュアル、手動センターデフロック可能なLT230Tトランスファー。 ボディカラーは、元色はカスピアンブルー。2021年秋にセルフオールペンして艶消しベージュへ。 布シートでパワーシートなし、サンルーフなし、ABSなしの無い無い尽くしのシンプルな仕様。 2023年にフルコン化しました。 他にジムニーSJ30 とJB23 も持ってます。
以前11月の初旬に投稿したヒーター室内側へのクーラント漏れの続報です。
漏れはヒーターコアしかないと推定し、社外品の新品(部品番号:606923)をイギリスより購入。本日到着。
時期が時期だけに、念のため届いた荷物はアルコールで徹底的に消毒しました。
なお、あの投稿をした時は「レバーをCOLD側にしたら漏れが止まった」と書きましたが、よくよくクラシックレンジのヒーターシステムを調査してみると、前期型のヒーター・クーラーが別になっているタイプは一般的な温度調節レバーで開閉する冷却水のヒーターバルブは無く、ヒーターコアには常時熱々のクーラントが流れ続けています。
温度調節はレバーと連動するフラップを開閉することでヒーターコアを通る空気の量をコントロールしているようです。
したがってCOLD側にしただけで漏れが止まるはずもなく、たまたま漏れが止まったタイミングでレバーを動かしただけだったようです💦
試しにHOT側にして暖房かけて高速含めて200kmほど走ってみましたが、漏れは発生せず自然治癒してしまったようです(笑)
写真参照。以前はこの助手席フロアに緑の液体が流れ出ていたのですが、今は無し…
ちなみにパーツリストを確認すると、88年式の途中まではヒーターコアがオール金属製で、それ以降は部品番号が変わり、赤マルのところが樹脂製になっているようです。
クラシックレンジで良くあるヒーターコアの破裂はこの樹脂の部分にクラックが入るとのこと。
私の年式は金属製なので運良く破裂しなかったのだと思われます。
この2本のパイプがバルクヘッドから直接エンジンルームへ出ていて、インマニからのヒーターホースが挿さります。
自然治癒してますが、また漏れが発生する恐れがあるため、近いうちにダッシュボード全バラやってみます😅