マークIIのウィンカーレンズ加工・完全クリア化・内部のオレンジカバー外しに関するカスタム事例
2019年11月07日 22時33分
JZX100ツアラーV後期A/Tです。 改造は完成品を購入したり流用や純正品を自作加工してます。 主に車の整備記録(自分の車以外も含む)を上げてます。 目立つ物では純正ヘッドライトを自作加工してLoFogプロジェクター化しました。 町乗りエンジョイ仕様です。 いいねや興味を持ってくださる皆さんにとても感謝致しますm(_ _)m 質問などをは出来る限り回答しますが、マナー等の無い方からの質問等は、すみませんがお断りします。 ※全ての作業は「自己責任」で行ってください。
ウィンカーレンズの完全クリア加工に挑戦します。
レンズ本体の上側をカットするやり方で、内部のオレンジカバーを摘出して完全クリア化させてみようと思います。
使用するレンズは、純正のクリアレンズで内部にオレンジカバーがあるレンズです。
若干カット跡と線があるのは、私が加工を始めてから撮影したからです(^_^;)
純正無加工の中古レンズを使って加工します。
レンズの上側をこんな感じに、切れ目を入れてめくって開けれる様にします。
使った道具は、画像の様なハンダゴテの先がカッターの歯の様になっている物と、普通のカッターです。
普通のコテ先の方が熱伝導がいいので早く作業(カット)が出来ますが、カットした部分の隙間が大きくなるのが欠点です。
その分、カッターの様なコテ先は隙間がとても少なくカット出来ます。
欠点としては、カットに時間かかかる点です。
狭い刃先に熱を伝えているので、熱が奪われやすく(熱を保ちにくい)少しずつしか進めません。
なので、ある程度このコテで切れ目を入れて、普通のカッターでカットしました。
中のオレンジカバーを摘出します。
カット部をめくる時にはドライヤーで加熱して割れないようにすれば、画像の様に割れずに曲がってくれます。
中のオレンジカバーはマイナスなどで少しこじれば、爪で引っ掛かっているだけなので、簡単に外れます。
後は、外れたカバーをうまく摘出します。
こんな感じに綺麗に取れました。
そして、このレンズは中古なので、内部の水洗いを蓋を閉じる前にやりました。
蓋が空いてるので乾燥もスムーズに出来ます。
めくった部分を再びドライヤーで加熱して戻して、シーリングの前に接着剤でカット部をつけてからシーリングをしました。
レンズ接合部もシーリングが劣化していそうなので、隙間を埋める様にシーリングしました。
反対側のレンズも同じように加工すればクリアレンズの完成です。
レンズ部も中古の為、傷があったので完全には消しきれなかったですが、ある程度までヘッドライトの磨き方と同じやり方で、耐水ペーパーとコンパウンドで磨きました。
オレンジカバーの外す方法は、この様な上側をカットする方法と、内部でオレンジカバーを砕いてやる方法がありますが、レンズ内部を水洗いしたかったのと、砕く時にレンズの内側を傷付けたら悔しいので、カット方法にて作業しました。
水分を乾燥させるのに口が空いていれば、乾燥も早く出来ますからね(^^)
ヘッドライトの釜割りなどに比べたら、簡単に出来ました。