ヨーロッパSのロータス・ロータス・ヨーロッパS・ヨーロッパS・エリーゼ・エキシージに関するカスタム事例
2023年01月02日 08時11分
https://cartune.me/notes/Str4DpCiiu
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ダウンフォースの増大について
まぁそんな訳無いよね
本来の目的はカウル上部で乱流を起こし、ラジエーター上部の空気を吸い上げること。
負圧を発生させることで、結果的にダウンフォースは増えるかもしれませんが、本来の目的はラジエーターの冷却効果の向上です。
写真はアンドリュー・ラス氏のヨーロッパGTですが、元はホフマンズ・スポーツのキャンベル・キャシディのマシンでした。
ホフマンズ時代に装着されたラジエーター・フラップが確認できます。
ホフマンズ時代のヨーロッパGT
ラジエーターフラップがありますね
これはクリス・ランドールのヨーロッパGT
初期はラジエーター・フラップがありませんが
後年は装着されています。
クリス・ランドール曰く
「350馬力クラスにまで強化したエンジンの冷却に、このフラップはかなり効果的に作用する事がシミュレーターで判明している。事実、レースにおいてこの部品はかなり有効的だった。」とか。
最後の最後までクリス・ランドールと共に戦ったヨーロッパGTですが、そのマシンのポテンシャルは計り知れず、まだまだ日本が彼らに追いつくには時間が掛かりそうです。
因みに…
V6エキシージには最初からカウル部分が少し隆起していて、同じような効果を狙っています。
このことからもラジエーター・フラップは効果的な装備と言えるでしょうね。
350馬力クラスにして、エンジンと同じサイズのラジエーターでは冷却が追いつかなくなるようなスペックになれば…(なってない)