X6 MのMコンパウンドブレーキシステム・BMW・ブレーキダスト・100均・モップに関するカスタム事例
2024年10月18日 12時57分
F86の標準装備のMコンパウンドブレーキシステムは、ブレンボ製の6ピストンキャリパーに大口径ドリルドローターを組み合わせたものになっています。
エンジン始動直後の冷間時は多少クリアランスがあるようで、ある程度走行するとタッチが自然になります。軽めに踏めばソフトな挙動で、そこから踏めば踏む程ギューっと効くブレーキです。
効きは良いものの発生するブレーキダストは通常モデルよりかなりの量で、特にフロント側は数㌔走っただけでリムやスポークに茶色く付着します。
そこで外出先で付着したダスト対策には、大創産業で販売されていますPC用のダスターを活用しています。
PCの電子機器に使うものですが、不整形のマイクロファイバーの繊維が粉状の鉄粉を効果的にキャッチします。
小ぶりなのでラゲッジルームに入れておいて、立ち寄った駐車場等で軽くパタパタするだけでもある程度はキレイにできます。
タイヤ/ホイール用のウェットシートもありますが、拭き筋が残りかえって汚れて見えますのでコレは使いません。
真っ茶色になっているのは論外ですが、ある程度キレイになればOK。
洗車直後はローターからのサビがかなり出ます。
洗車中からすでにローターが変色するくらいで外車あるあるの現象ですが、特にこのクルマはローターが大きいので発生するダストも半端でありません。
先日の暴走半島へのドライブでロングを走りましたが、パタパタやってこんな感じになります。
F85/86のミッションはDCTではなくトルコン付きの8速ATになっています。
このミッションのインプレですが、エンジン出力をefficientのマイルドなセッティングでも低速域でのエンジンブレーキはかなり効きます。
高速で巡航中にアクセルオフの際には惰性でそのまま走る感じですが、低速の一般道の赤信号でアクセルオフをすると、積極的にシフトダウンをしていき、ブレーキペダル操作は停止直前なんてこともできます。
いわゆるステルスブレーキになるため後続車がいる場合は安全のためペダルを踏みますが、ブレーキの掛け方一つでダストや燃料の軽減はできます。
アクセルオフの際にはエンジン回転数が上がっていても燃料消費をしないので、大排気量のエンジンにしてはメーカーも色々な工夫があるようです。