マークIIのATF交換・A/Tストレーナー交換・パワステタンク交換・一部のホース交換・スペアタイヤは大切です!に関するカスタム事例
2021年05月29日 23時20分
JZX100ツアラーV後期A/Tです。 改造は完成品を購入したり流用や純正品を自作加工してます。 主に車の整備記録(自分の車以外も含む)を上げてます。 目立つ物では純正ヘッドライトを自作加工してLoFogプロジェクター化しました。 町乗りエンジョイ仕様です。 いいねや興味を持ってくださる皆さんにとても感謝致しますm(_ _)m 質問などをは出来る限り回答しますが、マナー等の無い方からの質問等は、すみませんがお断りします。 ※全ての作業は「自己責任」で行ってください。
今回は前の投稿で話していた車のメンテナンスをしました。
補足的な感じですが、最近の整備をしている場所は友達の家にあるガレージのリフトを借りてやっています。
ガレージもリフト設置前提で建ててあるのでほぼ2階建の高さがある場所です。
もちろん、車の作業やリフトの設置(アンカー固定は業者)など色々と手伝ったりしているので貸してもらえるわけで、ただで借りてるわけではないですよ(^_^;)
ちなみに、今回の作業後に庭(かなり広い)の雑草抜きの労力を払いましたw
本題の作業の内容です。
・A/Tオイルパンガスケット(液体ガスケット)交換
・ATFの交換
・A/Tストレーナー(フィルター内蔵)交換
・パワステのホース(ギヤボックスにあるリターンのゴムホース)
・パワステタンク交換
・パワステオイル交換
を行いました。
そうです!
私のマークIIはオートマです!!
まずはATFからです。
使用するATFは画像の物です。
A/Tオイルパンのガスケットが少し滲みが前からあって、ガスケット修理ついでにストレーナー(フィルター内蔵)も交換して、これからも元気に走ってもらいます!
ドレーンからATFを抜いて、オイルパンを外します。
ドレーンからATFがほぼ抜けきっても、オイルパンを外すとまだ残っていて、外したオイルパンを傾けないように気を付けないとこぼれるので注意です!
ストレーナーを外す時もオイルが出てくるので注意です!
外したオイルパンです。
オイルパンに付いている黒い物体は、鉄粉を吸着させる為の磁石です。
磁石を見るとなにかモッコリとしてますね。
磁石自体は少し長方形で平らな物が3個付いているだけですが、この膨らんで見える物がA/T内部から出た鉄粉です。
外したストレーナーと新品のと比較です。
外した物が黒っぽくなってますが、オイルの汚れと鉄粉が付いて黒っぽくなってます。
中のフィルターも一部見えますが、そこにも鉄粉は着いています。
張り付いて残っていたガスケット(A/T側とオイルパン側)をキレイに剥がして、新しいストレーナーを付けて、各部の清掃をして、液体ガスケットを塗ってオイルパンの10mmのボルトを締め付けます。
ガスケットを固まらせるため一晩放置します。
そのあと、新しいATFを抜いた分入れます。
エンジンを掛けてシフトを一巡させて、少ししたらエンジンを止めて再度ATFを抜き、新しいのを入れます。
2度目の交換をやったのは出来るだけオイルを入れ換えたかった為です。
大体の使用量(交換量)は4L×2回でした。
そのあと、またエンジンを掛けてシフトを一巡させて油量を確認して、規定値なら終了です。
続いてパワステの作業です。
タンク内のオイルを抜いて、タンクを外します。
ですが、タンクの劣化が激しかった為にホースを外そうとしたらタンクの付け根が折れました(^_^;)
さすがに20年も経てば限界ですね。
もし、他の作業でパワステタンクからホースを外す事がある場合でタンクが新車時から無交換の場所は、高確率でタンクのホースの付け根が折れるので、新しいタンクを用意しとく事をオススメします。
見た目もキレイになりますしね!
自分が買った時で、純正パワステタンクは約9000円でした。
新しいタンクとギヤボックスのホースを交換して、新しいパワステオイルを入れます。
まずはエンジンを掛けずに、ハンドルを右いっぱい、左いっぱいに何度もきってエア抜きをします。
そうすると、パワステタンク内のオイルが減ってくるので少し足します。
エンジンを描ける前のエア抜きをしっかりとやると、エンジンを掛けたときにパワステポンプから「ギャー!」というエア噛みの音が出ないか、一瞬出る程度になります。
エア噛みが酷い時はタンク内のオイルがとても泡立ちますので、すぐにエンジンを止めてオイルが落ち着くのを暫く待ちましょう。
エンジンを掛けたときに問題なければ、エンジンを掛けた状態でエア抜き操作をします。
この時に少しオイルに泡が出るかもしれませんが、ポンプからエア噛みの唸り音が無ければ残りのエアが抜けた状態なので大丈夫です。
最後に油量調整をしたら終了です。
注意としては、エア抜きの最中は油量の変化には常に注意しましょう!
オイルが少なくなりすぎるとエア噛みの原因になります!
あと、ハンドル操作を早くやり過ぎるとオイルが吹き出すので程々のスピードでやってください!
画像ではオイルがあまりキレイには見えませんが、ライトを当てるとかなりキレイになってます!
これで今回のメンテナンスは終了になります!
こちらはオマケみたいな感じですが、ついでにスペアタイヤの空気も入れておきました。
本来、jzx100の純正ターボ車は、純正のフロントタイヤと同じサイズのタイヤがスペアタイヤとしてトランク下に入ってます。
ですが、純正ホイールは16インチで、スープラキャリパーを装着してしまうと16インチが入らなくなってしまうので、中古で適当な1本で売っている18インチを買って、安い新品タイヤを履かせてスペアに搭載しています。
本来の固定方法ではスペアタイヤを固定出来ないので純正の固定部を切り落として、ホームセンターで売っている安い(1個200円程度)アイボルト?とトラックなどで使われる荷物固定具(1000円程度)を使って、画像のように固定しています。
走っていて段差などの縦揺れでも外れることなく、しっかりと固定出来ています。
あと、ホイールナットも5個一緒に入れておくと安心です。
このスペアタイヤは試しで使った事はありますが、今のところお世話にはなってません。
しかし、いつパンクするか? いつ何かを踏んでホイールが使えなくなるか? などは分からないので、自分の車に履けるスペアタイヤを搭載しておくのは大切な事なので、この様にしてあります。
参考までに、スペアタイヤのサイズは
215/40/18
7jオフセット45(←確かこのぐらい)
です。
このサイズであれば、スペアタイヤの収納スペースから盛り上がらずに収納出来ました。
スープラ・セルシオ・レクサスなどの流用や社外のキャリパーを付けていない純正キャリパーなら問題なく、純正のスペアタイヤを使えますので、この様な手間は必要無いですけどね(^_^;)
標準タイヤ仕様や応急用タイヤなど種類は問わず、年に最低でも1度はスペアタイヤの空気調整もしときましょうね!