N360のN360・昭和商店・セルダイナモ・ボルテージレギュレーターに関するカスタム事例
2024年09月15日 21時15分
残念ながらN360維持の為の大切な部品供給が次々と終わっている中N360特有のセルダイナモのボルテージレギュレータも終了の様です。
私のN360も先日発電不良となり幸い中古のを入手して凌ぎましたがこれが壊れたら困っちゃいます。
因みの此方は実はもう一つ保管の新品です。
メーカー供給はもはや期待できないんです実は世の中にはその道を極めた方もいらっしゃいます。
以前一時同じ職場にいたプリメーラを愛車にしている友人ですが何とそのプリメーラのCPUのCD-ROMをPC98を使いROMライターで書換えてチューニングを楽しんでる方がいらっしゃいました。
本物の電気系のスペシャリストです。
その方とN360のセルダイナモとボルテージレギュレータのお話をした所面白い提案が有りました。
実はセルダイのレギュレータの基本的な機能はそんなに難しい物では無いんです。
レギュレータ機能①
セルスイッチONにと伴いセルダイナモに大電流を供給してモーターとしてエンジンを起動します。
レギュレータ機能②
エンジン起動後セルスイッチOFFに伴い逆にダイナモとしての発電機能に切替えます。
しかしセルダイナモの発電量は低いのでアイドリング付近では一旦充電をOFFにし1500rpm辺りで充電ONに切替えを行います。
レギュレータ機能③
DC発電機であるセルダイナモでは回転上昇に伴い電圧が上がり過充電となってしまいます。
そので充電電圧の上限にて充電をOFFにしなくてはいけません。
このダイナモとしての充電ON/OFF切替えと充電電圧の上限規制については当時技術ではリレー切替えにて実施してますがその後一気に進化した新た技術の半導体を使って制御できそうです。
何とこの部分を半導体回路の設計してくれました。
回路設計は勿論ですが試作品ですが実際に組んでくれてます
当時はまだレギュレータが入手可能でしたが今となっては商品化の可能性も出てきました。
現在一杯飲みながら勉強中ですのでもう少しお待ち下さいね♪