デルタのLANCIA DELTA integrale 16V・MARTINI・DIESEL・燃料ポンプに関するカスタム事例
2024年06月22日 23時18分
2023年6月にcartune参入❗️LanciaDelta Integrale16VとKTM RC250に乗っています。自分の手でクルマ・バイクをメンテするクルマ好きオーナーを応援しています📣 メインはFacebookで投稿しています。
【平日の真昼間にガソリン漏れ対策を施す👀ー❷|16VとEVOの違い】
エアコンが効いた事務所で休憩させて頂いている時に、燃料ポンプのフタを純正から対策品まで色々見せてもらいました。
そこで分かった事は…
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❶16VとEVOでは根本的に構造が違う
❷16Vの配線は直接フタを貫通しているため、どうしてもガソリンによるゴムパッキンの劣化が避けられない
❸パッキンの劣化を補うためにシリコン系のものを詰めて塞ごうとしても、結果ガソリンに負けて溶ける
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という事です👀
LANCIA DELTAをメンテナンスしていると、日本車と比べてあり得ない構造やローテク対策にカルチャーショックを受ける事が多いですが、そんなLANCIAといえども、燃料ポンプのフタも、ちゃんとEvolution(進化)しているという事ですね💦
なので、純正integrale 16VのフタにL字の真鍮ジョイントに交換したところで根本の解決にならないので、本来EVOに使うジョイント一体型のフタに交換する事にしました😃
一番の決め手は、16Vのように配線がフタを貫通する構造ではなく、完全に密閉してある点です👍
左がintegrale 16V、右がEVOの燃料ポンプのフタです。
こうして横に並べて比較すると、まるっきり形状も構造も設計思想も違う❗️😱
特に黄色いマルの箇所は燃料ポンプの配線がフタを直接貫通しているのです👀💦
フタを裏返してみました。
明確に違うのはEVOの配線はカプラーONするだけなので、配線からガスが漏れる事がない構造になっています👀
で、本来EVO用の社外品燃料ポンプのフタ。
配線箇所は完全に密閉されています。
integrale 16Vに使うには、このままでは使えないので配線をやり直す必要がありますが👀💦
裏側はこんな感じで、コネクターで繋ぐだけ👍
左が社外品、右が純正integrale 16V用に、対策品の真鍮L字ジョイントを付けた例。
対策した真鍮L字ジョイントでも、下側にOリングが2つ入っているので、それがガソリンで劣化して痩せると、滲んだり吹き出したりする原因にもなります👀💦
社外品はL字ジョイントが無く、一体型なのでそもそもOリングがどうのこうの将来心配する必要がない構造になっています
裏側はこんな感じです。
これだけ比較してみると、社外対策品を使わない手は無いですね👀
当初の修理予算を何倍もオーバーしましたが…💦