クーペフィアットのブレーキパッド交換・ブレーキローター交換・DIYに関するカスタム事例
2019年07月23日 09時57分
昔からの憧れのフェラーリ348、峠用ライトウェイトのロータスエリーゼ、冬を中心にレジャー用のセリカ、室内が広いファミリーカーとしてのクーペフィアットと使い分けています。ほとんどの整備も自分でやります。
奥さまのおクルマのブレーキパッドがないので交換しなきゃと思ったら、ブレーキディスクも磨耗限界を越えていたので仕方なく交換することに。とりあえずジャッキアップしてタイアを外します。
純正は既にディスコン、国内品でもディクセルとかあったのだけど、ソリッドなのに高い…ので、英国よりお取り寄せ。送料込みでも国内品のフロントだけの値段で4輪買えた。ちょっと発送トラブルはあったけど海外通販では良くある話…
これが元のローター。ターボプラスはドリルドローターです。対向ピストンキャリパーはピストン押しツールで均等に押し込まないと、反対側が出てきてしまいます。
キャリパーを外し、コーン型のボルトを外してローターを外します。フロントローターはガチガチに固着していて、ハンマーでぶっ叩いてもビクともしませんでした。大きめのギアプラーで引っ張ったままハンマーで叩いて外しました。
リアはスライドピンのボルトを外し、キャリパーを外してパッドを外しますが、サイドブレーキを戻す必要があります。ピストンの切り欠きを使って時計回りに押し回しするとだんだんと引っ込んでいきます。専用ツールがあると便利です。うちには他にこのタイプのブレーキのクルマは無いのですが、昔NA8CEに乗っていたので持ってました。
ローター交換し、パッドを装着してフローティングキャリパーを元に戻します。
今度のはドリルド&グルーブドディスク。かっけえ。
組み上がったらちょうど交換時期だったフルードも交換してテスト走行。軽くブレーキ踏みながら走って当たりを出したりしました。ローターも平らになって接触面が増えたせいか、効きにやや不満のあったブレーキもすげー良く止まる。タッチの剛性感もあり、さすがBremboだ!(笑)