ドライバー保険と自動車保険の違いは?知らないと補償が受けられない
ドライバー保険と自動車保険って何が違うの?保険料はいくらぐらいなの?
ドライバー保険は、友人や親戚の車を運転する場合に利用できる保険です。また、ドライバー保険は必要なときだけ利用できて保険料もお得になります。そこで今回はドライバー保険は自動車保険と比べて何が違うのか、補償内容や補償される車の範囲をお伝えいたします。
ドライバー保険のまとめ
- ドライバー保険は本人や同居家族の所有の車だと補償が受けられない
- ドライバー保険は自転車の運転でも補償が受けられることがある
- 1日だけでもドライバー保険は入ることができる
- 補償範囲が狭いのでドライバー保険よりも自動車保険が実はお得なことも
- 自動車保険の相場と比べるなら一括見積もりがおすすめ
\ 価格.comならたった5分で一番安い保険が見つかる! 【PR】/
このページのもくじ
ドライバー保険は他人の車を運転するときに必要な保険
ドライバー保険は、免許はあるが車を所有していない方が他人の車を運転する際の事故に備える保険です。
ドライバー保険は自動車保険よりも補償内容や補償される対象が狭く、シンプルなものになっています。
もっと補償が充実している方がよい、1日だけしか乗らないという方は「1日自動車保険を4社徹底比較!コンビニ、スマホからの申し込みで即日使用可」をご覧ください。
ドライバー保険の補償内容は「対人賠償保険」「対物賠償保険」「搭乗者傷害保険」の3つだけしかない
ドライバー保険の補償内容は自動車保険ほど詳細には分かれておらず、対人賠償保険、対物賠償保険、搭乗者傷害保険の3つです。
また、多くの自動車保険会社でドライバー保険には車両保険を付けることができません。
ドライバー保険で車両保険を付けられる保険会社は以下になります。
- 三井ダイレクト損保
- 東京海上日動
- 三井住友海上
- あいおいニッセイ同和損保
プラン | 補償内容 | 保険料 | |
---|---|---|---|
21歳未満 | 21歳以上 | ||
基本プラン | ・対人賠償・対物賠償 無制限 ・人身傷害 3,000万円 | 58,000円 | 33,000円 |
充実プラン | ・対人賠償・対物賠償 無制限 ・人身傷害 3,000万円 ・人身傷害死亡・後遺障害 1,000万円 | 63,000円 | 36,000円 |
おおよその数字になりますが、多くの保険会社のドライバー保険は以上のような保険料で対応しています。
ドライバー保険がある保険会社の一覧
- あいおいニッセイ同和損保
- 東京海上日動
- 三井ダイレクト損保
- 三井住友海上
- 損保ジャパン
- 共栄火災
- CHUBB保険
以上はドライバー保険がある保険会社の一覧です。この中で三井住友海上のドライバー保険はコンビニから即日で加入することができます。
ドライバー保険にはバイクや自転車での事故の補償も受けられるものもある
ドライバー保険は補償内容は細かく設定することはできませんが、補償される車種は幅広く軽自動車から普通車、2トントラックやキャンピングカーなども補償対象となっています。
中には、通常使用する車種はすべてカバーするとした保険会社もあり、バイクや自転車の運転での事故でも補償が受けられるものもあります。
ドライバー保険のデメリット2つ
自動車保険とは違うドライバー保険には2つのデメリットがあります。そこでドライバー保険にはどんなデメリットがあるかを以下でお伝えします。
1.ドライバー保険の対象車は友人や別居の親族の所有車だけ
自分自身に保険をかけているからといってどんな車でも補償されるわけではありません。
記名被保険者(保険の補償を受けられる人)、配偶者、同居の親族、また、役員になっている会社の車も補償範囲外になります。
ドライバー保険はあくまで『他人の車を運転する場合』に補償される保険なので、自分の車、同居している親などの家族や親族の車と社用車はドライバー保険の補償対象外です。レンタカーなどの借りた車はすべてドライバー保険の対象です。
ドライバー保険の補償対象になる車 | ドライバー保険の補償対象にならない車 |
---|---|
友人の車、別居親族の車、レンタカー | 本人の車、配偶者の車、同居親族の車、役員になっている会社の車 |
2.ドライバー保険は自動車保険に等級が引継ぎできない
自動車保険は等級が上がれば同じ補償内容でも保険料が安くなります。ドライバー保険にも同じ等級制度があります。
自動車保険と同じように無事故で保険を使用しなければ1年ごとに等級が上がり保険料も安くなります。
しかし、ドライバー保険の等級は自動車保険には引継ぎできないので注意してください。
ドライバー保険の契約が長くなり、等級が上がり20等級になったとしても自動車保険とドライバー保険は別の種類の保険です。自動車保険を契約する際には新規の6等級から開始です。
また、中断証明書を発行しても自動車保険での等級をドライバー保険に引継ぐことはできません。
今後車の購入予定があるので、長期的にドライバー保険を契約するのはもったいないとお考えの場合は短期で契約することもできます。
またドライバー保険も、途中で解約しても期間に応じて返戻金があります。すでに支払った保険料が指定の金融機関の口座に振り込まれます。
ドライバー保険のメリット2つ
ドライバー保険には自動車保険にないメリットも存在します。以下でドライバー保険のメリットを2つ紹介します。
1.ドライバー保険は最短1日単位でも利用できる
自動車がなくても頻繁に運転する機会のある方ならドライバー保険でも問題ありませんが、電車通勤の方や学生など、たまにしか車を運転しない方には保険料が無駄になってしまいます。
そこで登場したのが、1日単位で加入できるタイプのドライバー保険です。
1日単位でドライバー保険に加入できる保険会社
- 損保ジャパン
- 東京海上日動
- 三井住友海上
- あいおいニッセイ同和損保
設定している保険会社は少ないですが、運転する機会が少ないので保険をかけ続けるのはもったいないという方や、数日だけ自動車保険に加入したい方にはオススメです。
1日単位の短期契約のドライバー保険は多くの保険会社で500円ほどで利用できます。月額だと約1万5千円です。年間だと約18万円になります。
ただし、多くの1日単位のドライバー保険は法人名義での利用ができません。営業車などで利用する場合は1日単位のドライバー保険ではなく、一般の自動車保険が適しているかもしれません。
2.ドライバー保険なら自動車保険の等級はダウンしない
自動車保険は車に対して、ドライバー保険は人に対してかける保険です。友人の車で事故にあった場合、友人の他車運転特約の自動車保険で対応することも可能です。
しかし、自動車保険を使用した場合は等級が上がり、保険料が高くなってしまうため車の所有者に迷惑をかけてしまうことになります。
事故にあったうえに相手の自動車保険の保険料も高くなってしまうことをドライバー保険なら防ぐことができます。車を所有してはいないが、他の人の車を運転する機会の多い方は加入しておくべきです。
ドライバー保険を自動車保険会社別に比較
ドライバー保険を自動車保険会社別に比較して紹介します。
東京海上日動自動車保険のドライバー保険ちょいのり保険
東京海上日動のドライバー保険はちょいのり保険とよばれるもので1日(24時間)単位での加入が可能です。
保険料は1日800円からです。スマートフォンからいつでも申し込みが可能です。また、運転者を後から追加することもできます。
東京海上日動の自動車保険はニーズに合わせて3つのプランがあります。
プラン名 | 補償内容 | 保険料(24時間) |
---|---|---|
プレミアムプラン | 弁護士特約を含む車両補償あり | 2,600円 |
レギュラープラン | 車両に関する補償あり | 1,800円 |
シンプルプラン | 車両補償以外の補償 | 800円 |
ドライバー保険で弁護士費用特約を付けられる保険会社は東京海上日動など、限られた保険会社にしかないのでドライバー保険で補償をとにかく充実させたい方には東京海上日動の自動車保険が人気です。
三井ダイレクト損保のドライバー保険
三井ダイレクト損保のドライバー保険も24時間365日ネットから申し込みができます。
事故対応満足度は94.8%と高いです(2020年度 事故対応サービスに関するお客さまアンケート結果、三井ダイレクト損保調べ)。
また、ドライバー保険であっても1事故ごとに人身事故・物件事故の専任スタッフがついて事故対応をしてくれます。
あいおいニッセイ同和損保のドライバー保険
あいおいニッセイ同和損保のドライバー保険はケガの補償として「搭乗者傷害特約」が存在します。「搭乗者傷害特約」があることで同乗者にケガをさせた場合でも保険金を受け取ることができます。
また、無保険車傷害保険もあるので賠償力が十分にない相手との事故で被害を受けても補償されます。
ドライバー保険は自動車保険と比較すると補償内容が少ないのであいおいニッセイ同和損保のドライバー保険は他社と比べても補償が充実しているとの声もあります。
ドライバー保険に加入する前に一括見積もりで自動車保険と比較
ドライバー保険はたまに他人の車を使う際には非常に便利な保険です。しかし、頻繁に自動車に乗る際にはドライバー保険よりも自動車保険の方が安い場合もあります。
補償される人も制限され、等級引継ぎができないので、じっくりと考えてからドライバー保険に加入することを検討してもいいかもしれません。
まずは、ドライバー保険と自動車保険で保険料がどれくらい違うかを把握しましょう。自動車保険料を確かめるには一括見積もりサイトがおすすめです。
一括見積もりサイトでおすすめなのが「価格.com」です。最短5分の入力で8社の保険会社の見積もりが取れます。
ドライバー保険に加入しようと思われている方も一度試してみてください。
価格.com【PR】