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銀行系マイカーローンは審査が厳しい?審査で見られる5項目と対処法

「金利が安いから銀行のマイカーローンがいいんだけど…」
「でも、審査が不安…」

銀行のマイカーローンは審査が厳しいという難点があります。

審査が厳しい理由は低金利だからです。
銀行は審査を厳しくしてリスクが低い人に絞ってローンを組ませることで、金利を安くしています。

では銀行系のマイカーローンの審査基準はどのようなものがあるのでしょうか。

実際に銀行系マイカーローンの審査基準を比較してみると以下のようになります。
    借入がある人のおすすめの対処法
  • マイカーローンは総量規制の対象外!だが、他社からの借り入自体は審査に影響する
  • 年間の返済額が年収の30%を超えるようになると審査に通らない
  • 銀行系のマイカーローンは低金利だが審査が厳しく通りにくい
  • ディーラー系と信販系は審査が甘いものが多い
  • 「保証会社」が関わると審査が厳しくなる
  • 信販系マイカーローンは保証会社と提携していないものが多い
    【保証会社が関わるとどうなるの…?】
  • 保証会社は万が一のときにローンを負担してくれる会社のこと
  • ほとんどの銀行系マイカーローンは「保証会社」を必要とする
  • 実際に審査を行うのは「保証会社」のため審査難易度がかなり高くなる
  • 保証料が上乗せされ、金利が高くなる

マイカーローンは総量規制の対象なの?総量規制適応するかどうかの1つのポイント

マイカーローンは総量規制の対象ではありません

総量規制は事業者金融会社からのローンやクレジットカード会社のキャッシングに適応されるもので銀行や住宅ローンやマイカーローンは対象外です。

そもそも総量規制とは?

総量規制とは対象の借入金額が年収の3分の1以上を超えないようにする規制

総量規制とは、消費者金融やクレジット会社などからの借り入れが膨らんで、返済が遅延したり滞納したりする「貸し過ぎ」と「借り過ぎ」を防ぐ措置です。

改正貸金業法で定められており、例えば、年収が300万円だとすると100万円が借入れの利用限度額となります。

対象外のローン

対象外となるローンは、マイカーローンや住宅ローン、リフォームローンなどです。

また、クレジットカードでの分割払いショッピングや携帯電話の割賦購入なども対象外となります。例えば下記のような借り入れは対象外です。

    総量規制対象外の借入
  • 住宅ローンやマイカーローンなど
  • 銀行、JAバンク、信用金庫、郵便局からの借り入れ
  • 有価証券担保の借入
  • 高額療養費の貸付け
  • 「商工ローン」や「ビジネスローン」

対象のローン

対象となるのは、消費者金融やクレジットカード会社からのカードローンやクレジットカードのキャッシングによる借り入れとなります。

消費者金融会社

消費者金融会社からの借入は、総量規制の対象です。

プロミス・アイフルなどの大手消費者金融業者から地元の中小消費者金融業者まで数多く存在しています。

    大手消費者金融の例
  • プロミス
  • アイフル
  • ダイレクトワン

クレジット会社・キャッシング会社

クレジット会社・キャッシング会社からのキャッシングやカードローンは総量規制の対象となります。

例えば、クレディセゾン・オリエントコーポレーション(オリコ)・三菱UFJニコス(銀行系信販会社)などの業者のことです。

自動車ディーラー系のマイカーローンを利用するして自動車購入する際は、このクレジット会社(信販会社)のローンで融資を受けることになります。

借金があると審査に落ちる?他社からの借入はマイカーローンにどれくらい影響するか

総量規制は審査に影響しませんが、借入額自体は審査に影響します

下記に審査で見られる項目について解説し、どれくらいの借入だとマイカーローン審査に通りやすいかを説明します。

マイカーローン審査でみられる要素一覧

マイカーローンの主な審査基準は下記の項目です。

  • 年収
  • 年齢
  • 配偶者の有無
  • 他の借り入れ状況
  • 雇用形態
  • 個人信用情報
  • 年間返済負担比率

年収や雇用形態、他の借り入れ状況などから総合的に返済能力が算出され審査が下ります。

一般的に安定した職業の人が通りやすくなり、年収が多くても個人事業主は通りにくい場合があります。

マイカーローン審査の重要な要素である返済負担比率とは?

マイカーローン利用者の例を見る前に審査の重要ポイントである返済負担比率について解説します。

銀行審査は年収や年齢など様々なポイントがありますがその中でもこの返済比率の重要度は高いと言われています。

返済比率とは一年間の返済額の年収における割合のことで下記の式で表されます。

返済比率(%)=一年間の返済額÷税込み年収×100

年収が600万円だとして、月々の返済額が5万円だとします。年の返済額は60万円=5万円×12ヵ月となり、

返済比率は10%=60万円(年間返済額)÷600万(年収)×100となります。

返済比率は低ければ低いほど審査に通りやすくなり一般的に返済比率はが30%を超えるとローンの審査に通りにくくなります。

借入があってもマイカーローンの審査に通る?利用者の口コミと解説

総量規制の上限に達していても審査に通った例

銀行系マイカーローン
35歳女性 総量規制ギリギリのカードローン借入があっても審査に通った
審査 通過
他の借入 アリ

マイカーローン申込時にあった他の借入
借入の種類:カードローン・キャッシング
借入金融機関:セディナカード
マイカーローン申し込み時の借入残高:120万円
支払い回数:84回

雇用形態 会社員
年収 360万
車の値段 120万
マイカーローンの希望借入額 120万円
金利 3.6%
未納・未払い なし
勤続年数 2年10か月
世帯人数 1人
保証人 なし
実際(査定後)の借入額 120万円
支払い回数 36回

解説

こちらはカードローン・キャッシングが総量規制ギリギリでも審査に通過した人の例です。

総量規制ギリギリですが、住宅ローンなど他の借入がなくマイカーローン借入後の返済比率を計算してみると16%ほどです。返済比率は35%が上限と言われているので16%は大丈夫なラインです。

安定した収入もあることで審査に通過したのではないでしょうか。

高額のローンがあっても審査に通った例

銀行系マイカーローン
35歳女性 3000万の住宅ローン+30万のカードローンがあっても審査に通った
審査 通過
他の借入 アリ

マイカーローン申し込み時にあった他の借入
借入の種類:住宅ローン
借入金融機関:京都銀行
借入額: 3,000万円
マイカーローン申し込み時の借入残高:1,000万円
支払い回数: 360回

借入の種類:カードローン
借入金融機関:京都銀行
借入額: 30万円
マイカーローン申し込み時の借入残高:10万円
支払い回数:30回

雇用形態 会社員
年収 800万
車の値段 250万円
マイカーローンの希望借入額 250万円
金利 2.2%
未納・未払い なし
勤続年数 28年
世帯人数 5人
保証人 なし
実際(査定後)の借入額 250万円
支払い回数 120回

解説

こちらの男性は他社借入額が1000万を超えており、総量規制対象のカードローンを借りていますが審査に通過した例です。

借入額は多いですが、マイカーローン借入後の返済比率を計算してみると17%ほどになりました。17%は適正なラインです。

借入はありますが勤続年数も長く、年収も高いので融資を受けることができました。

借入額は少なくても審査に落ちた例

ディーラー系マイカーローン
20歳男性 返済比率は低かったが滞納や未払いがあり審査に落ちた
審査 落ちた
他の借入 アリ

マイカーローン申し込み時にあった他の借入
借入の種類:カードローン
借入額: 40万円
マイカーローン申し込み時の借入残高:20万円
支払い回数: 36回
・未払いが数回アリ

雇用形態 会社員
年収 300万
車の値段 180万円
マイカーローンの希望借入額 180万円
金利
未納・未払い あり
勤続年数 4年
世帯人数 1人
保証人
実際(査定後)の借入額 0万円
支払い回数

解説

未払い履歴があったので審査に通らなかった例です。

返済比率はは年収300万に対して融資額40万円の36回払いと低くなっていますが、未払いの影響は大きいようです。

結論!審査に落ちる理由|借入があっても審査に通る人はこんな人

    審査に落ちる大きな理由
  • 信用状態に問題がある(未払い・滞納がない)
  • 年間返済比率が30%を超えている

結論:滞納・未納がなく、返済比率が低かったら銀行系でもマイカーローンの審査に通る!

他の借入がある人におすすめのマイカーローンはどこ?

既に借入がある人におすすめのマイカーローンはどこでしょうか。比較してご紹介します。

マイカーローンには大きく分けて3種類あり、その中でも審査が厳しくないといわれているのがディーラーローンと信販系ローンです。

3つのローンについて、簡単にご紹介すると以下のようになっています。


マイカーローンの種類と金利
審査難易度 金利
ディーラーローン 4%~8%
信販系ローン 1.9%~4.5%
銀行系ローン 1.4%~4.5%

ディーラー系のマイカーローンでの借り入れ

次に、ディーラー系のマイカーローンですが、ディーラーごとに提携している信販会社があって、基本的には各ディーラーを通じてその信販会社のマイカーローンを利用することになります。

ディーラー系のマイカーローンは審査が甘いですが、金利が他に比べ高い特徴があります。

また、自動車担保といってローンが終了するまで車の所有権はディーラーが持っています。

信販系や銀行系の審査に落ちた人はディーラー系のマイカーローン審査を検討しましょう。

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