X6 MのS63B44B・レザーケアローション・カルナバ蝋・メリノレザーに関するカスタム事例
2025年03月03日 07時51分
今週も日曜の貴重なお休み。
お休みと言っても、家で仕事をしているので、あまり休んだ気がしませんでした。
そんな中でも午後の少しの時間を使って、チョロっと走り、クルマを触りました。
最近はシーケンシャルシフトのパドルでの操作を多用しています。
シーケンシャルだと任意でシフトタイミングを図ることができるので、Mモードにして、少しシフトスピードを遅くすると、弾けるサウンドに様変わり。
あの感覚はバイクのシフトチェンジに似た感覚です。またかっ飛ぶ訳ではないため安全性を担保しながらも、愉しむ事ができます。
SUVのファミリーカーの出立ちで中身がスーパーカーのギャップが堪りません。
週明けは首都圏でも降雪があるようですが、ここ最近は暖かい気候です。
今日はTシャツ1枚とデニムで過ごせました。
室内駐車ではほぼ帆立です。
昨年の寒くなるシーズンに少量減ったLLCですが、その後は減りが見られず良好です。
前にも投稿しましたが、多岐に渡って張り巡らされているウォーターラインは、かなりアバウトです。
そしてあまり入れ過ぎるとタンクキャップからの放出やドレンホースから車外に排出があるようです。
一時、minと同じラインまで減った感がありましたが、エンジン停止後の自動循環が結構アバウトな感じで、エンジンの熱量次第でリターンの量も変化するようです。
メカニック氏もそんなに気にしなくて平気とのアドバイスでした。
youtubeで視聴で紹介されている「S63B44B」の不具合の代表的な原因が熱のこもりやすさによるものが多いそうです。
確かに大排気量のエンジンは長さも幅もあるのでバルクヘッドから先は、すし詰めのレイアウト。
個人的な印象としては、エンジン停止後に強制冷却ファンが止まった時から。
凄い熱です。
ターボチャージャーの側に遮熱用のアルミのプレートがあり、樹脂系パーツを保護していますが、それでも凄く熱々です。
出来るだけエンジンのトラブルは避けたいものです。
毎回、乗ったあとはエンジンカバーを取り外して、ターボチャージャーの粗熱を大気放出しています。
F85/86のS63エンジンは留め具一つのみでエンジンカバーが取り付けられているので、簡単にパコっと外せます。
季節の移り変わりに差し当たり、レザーのメンテナンスをしました。
F86はシートのみならず、ダッシュボードやドアの内張等もふんだんにレザーが使われているので、手入れが必要です。
通年のメンテナンスでは、固く絞った水拭きや軽い乾拭きで十分です。ただ皮革は、もともとは生物の革ですので、定期的に油を補充する必要があります。
固形の老舗ブランドのシュアラスターを使っています。
乳液系のローションで、コスメティックグレードのカルナバ蝋含有です。
仕上がりは適度な注油で、サラサラな仕上がり。
見た目は少し輝きが出るもののテカりなし。
F86はダコタレザーではなく、メリノレザーを採用しています。
メリノレザーはダコタレザーと異なり、表皮がツルっとしたスムーズなレザーで引っ掻き傷も入りやすく、非常にデリケートです。
そのメリノレザーは南ドイツの高地で飼育された希少な牛革で、しなやかで柔らかいのが特徴だそうです(様々な車種を乗り比べていないので、どれだけ良いのかわかりません。)
見た目はナッパレザーに近いですが、それよりもさらに表面はツルっとした感じです。
ローションを塗る時には、レザーに直接垂らしてはいけません。
まずウェスに数滴を含ませてから優しく塗り広げます。
直でレザーにつけると、ローションの強弱が出てしまい、ムラが発生してみっともないことになります。
運転席のこの場所が1番ダメージを受ける場所です。
乗降りで擦れる潰れるのところなので、仕方がない部分です。
ただ定期的に手入れをすれば、色褪せやキズ、シワからのひび割れは軽減できるとは思います。
現行モデルですと、装飾のプレートが取り付けられています。
自分のF86は昔ながらの「刻印(根性焼き)」スタイルです。
ローションはあまりベタベタつけずに、とにかく薄くで大丈夫です。
リアシート。
普段後席にはあまり人が乗らないので、ダメージはほぼなし。
フロントシートもそうですが、背中のパンチング部分とその外側の部分は硬さが異なります。パンチングのほうを柔らかく仕上げてあります。
フロントはサイサポート等、細かく調整できるので、ガチガチのホールド状態で設定しても、全く疲れません。
F10→F86とBMW歴は長いですが、かなりシート設計にこだわりがあるようです。
ロングで走った時も腰も太腿も疲れません。
ドアの内張等の細かいところもメンテナンス。
ダッシュボードは、直射日光によるダメージを受けやすところなので、特に気をつけたいところです。
自分は真夏には屋外駐車する際にはサンシェード+ダッシュボードマットでガードしています。
ステアリングホイールには基本的にローションはつけてはいけません。
水拭きで十分です。
素手で運転する場合はメンテナンスをサボると、やはりテカテカになります。
また皮脂で不潔です。
結構な汚れでした。
アルカンターラの生地。
型取りをしてカットの取り付けた(乗せた)ダッシュボードマット。
純正部品の///Mバッジを接着剤で固定しています。
庭樹の白加賀は満開。